Midjourney プロンプト
Midjourney ポートレートプロンプト事例集:証明写真風・ファッション・キャラクター設定の書き方
Midjourney.ing読了 16 分

目次+
Midjourney ポートレートプロンプト を書くとき、いちばん陥りやすいのは「美化形容詞の羅列」——結果、顔の特徴が漂い、景別が乱れ、使えるアバターや設定画にもなりません。本記事では Midjourney V8.1 向けに、そのまま改変できるテンプレートを 12 組 紹介します。証明写真風、ビジネス / SNS アバター、ファッションエディトリアル、キャラクター設定、環境ポートレート をカバーし、いつ --raw を使うか、SD から Run as HD で仕上げる方法も示します。
プロンプトの骨格をまだ組み立てているなら、先に Midjourney プロンプトのコツ:V8.1 向けに設計した構造 を読んでください。汎用シーン集は Midjourney プロンプト事例集:そのまま改変できる V8.1 シーン・テンプレート 10 選。同一キャラクターを複数枚で揃えるには Midjourney 画像から画像・画像参考:参考画像 1 枚から制御可能な完成まで とチュートリアル Midjourney Personalization 実践:审美アーカイブを訓練して呼び出す をあわせて使いましょう。
ポートレート生成の 3 原則
- 景別とレンズを先に書き、雰囲気は後
headshot/medium close-up/full-lengthの方が、beautiful, perfect faceを積むより構図を安定させます。 - 証明写真・ビジネスは写実寄り;ファッション・キャラはスタイルを残してよい
証明写真風、LinkedIn アバターは--rawを優先;ファッションエディトリアルとイラスト設定はまず Raw なしで A/B 比較。 - 探索は SD、仕上げは HD;一度に変えるのは 1 変数だけ
V8.1 はネイティブ約 2K。試走は SD のまま、方向が固まったら Run as HD。解像度戦略は Midjourney HD vs SD:解像度戦略で時間とコストを節約。
以下の prompt は英語テンプレートです。日本語でも書けますが、キーは「人物主体 → 景別 → 光 → 質感 / ヘアメイク → 軽いスタイル → パラメータ」の順を守ること。
事例 1:証明写真風正面ヘッドショット(中性背景)
向いている用途: 証明写真風の練習、履歴書用ベース、中性背景のアバター
推奨パラメータ: --raw;--stylize 40–70;chaos は低め
front-facing ID-style headshot of a young adult, neutral expression, centered face, plain light gray seamless backdrop, even softbox lighting, sharp eyes, natural skin texture, passport photo look --raw --stylize 50
改変のコツ: 年齢 / 髪型を差し替え;背景は plain white / light blue に変更可;表情は neutral のまま、笑顔やドラマチックな光は控えめに。
事例 2:ビジネスプロフェッショナルヘッドショット(LinkedIn / 公式サイト)
向いている用途: 職業プロフィール、チームページ、登壇者アバター
推奨パラメータ: --raw;柔らかいサイド光;仕上げは HD
professional headshot of a mid-30s person in a tailored navy blazer, medium close-up, soft window light from camera left, clean office bokeh background, natural skin, confident calm expression, corporate portrait photography --raw --stylize 70
改変のコツ: 服装色と業界の雰囲気を変更(クリエイティブ業界は stylize をやや上げても可);背景は soft gray studio に変更可;より実写に近づけたいときは画像参考で顔型をロック。
事例 3:SNS 半身ポートレート(自然な窓光)
向いている用途: ソーシャルアバター、個人ブランドのカバー半身
推奨パラメータ: 中程度の stylize;まず Raw なしで雰囲気を確認し、A/B 比較
portrait of a young woman with wind-swept hair, medium close-up, soft window light from camera left, shallow depth of field, natural skin texture, quiet editorial photography --stylize 100
改変のコツ: 髪型と年齢を差し替え;光は golden hour rim light や overcast softbox に変更可;より文字通りに寄せたいときは --raw を追加。
事例 4:ファッションエディトリアル全身(硬光・幾何学的影)
向いている用途: Lookbook、イベントキービジュアル、ファッション撮影
推奨パラメータ: stylize はやや高め;探索時は短時間 --chaos を上げ、優勝後に下げる
high-fashion editorial of a model in a sculptural ivory coat, full-length pose on concrete plaza, hard midday sun, strong geometric shadows, 85mm lens look, modern fashion photography --stylize 120
改変のコツ: 服装の素材と色を差し替え;光は night flash / soft overcast に変更可;ポーズが不安定なときは画像参考で立ち姿をロック。
事例 5:ファッション半身クローズアップ(ヘアメイク主導)
向いている用途: ビューティー向け半身、メイク展示、雑誌感のあるクローズアップ
推奨パラメータ: ヘアメイクを具体的に書く;漠然とした gorgeous makeup は避ける
beauty editorial close-up of a model with precise winged eyeliner and dewy skin, tight head-and-shoulders crop, soft beauty dish lighting, sharp catchlights in eyes, clean studio backdrop, high-fashion beauty photography --stylize 110
改変のコツ: メイク・スタイリングのキーワードを差し替え(matte red lip / wet hair look);より商業的・中立的にしたいときは --raw を追加。
事例 6:キャラクター設定半身(映画 / ゲーム設定)
向いている用途: キャラクターカード、設定写真、キャラクターデザイン
推奨パラメータ: シリーズには SREF / Moodboards;人物の一貫性には画像参考を重ねる
character lookbook portrait of a fantasy ranger with braided hair and leather armor, medium shot, cinematic side light, detailed costume materials, calm heroic expression, film still character portrait --stylize 140
改変のコツ: 職業と世界観を差し替え(サイバー / 古風 / SF);「同一キャラクター複数枚」は固定参考画像 + 短いプロンプトでシーンだけ変更。スタイルアンカーは Midjourney スタイル参考完全ガイド:SREF と Moodboards でシリーズビジュアルを安定させる。
事例 7:アニメ / イラストキャラクター半身
向いている用途: 二次元立ち絵半身、カバーキャラ、イラスト設定
推奨パラメータ: 通常 --raw は使わない(絵画的な質感を残す);stylize は高め;シリーズには SREF
anime-style character bust portrait, clean linework, soft cel shading, expressive eyes, detailed outfit collar, pastel background, key visual illustration --stylize 250
改変のコツ: cel shading を soft watercolor や thick paint illustration に差し替え;ポーズと髪型は一度に 1 項目だけ変更。
事例 8:環境ポートレート(ストリート・ナラティブ)
向いている用途: 都市スナップ、旅行ポートレート、コンテンツアカウントのカバー
推奨パラメータ: 人物が主役のまま;環境が顔を圧倒しないこと
environmental portrait of a person walking through a rainy neon street, medium full shot, candid documentary feel, wet asphalt reflections, soft focus background, street portrait photography --stylize 100
改変のコツ: 都市の雰囲気と天候を差し替え;顔が不鮮明なら face in sharp focus を追加;より写実的にするなら --raw を試す。
事例 9:室内窓辺ポートレート(情緒的な静止画)
向いている用途: 情緒系、小説キャラの静止画、静かな SNS 画像
推奨パラメータ: 光と影を優先;情緒語は控えめに
a person sitting by a rainy window, medium shot, soft daylight, quiet mood, natural skin, gentle reflections on glass, intimate portrait photography --stylize 100
改変のコツ: 座り姿と時間帯を差し替え(夕暮れの暖色光);Personalization 有効時は --stylize をやや上げて個人の雰囲気を強調。
事例 10:高齢者 / 子どもなど(年齢特徴を明確に)
向いている用途: 家族ストーリー、ブランドのヒューマン要素、多世代キャラクター
推奨パラメータ: 年齢と肌質感を具体的に;スムース化の漠然とした語は避ける
portrait of an elderly craftsman with weathered hands and silver hair, medium close-up, soft workshop window light, detailed skin texture, respectful documentary portrait --raw --stylize 80
改変のコツ: 年齢層を差し替え(toddler / teenager)するときは服装とシーンも同期変更;子ども向けは簡潔に、過度なフィルター語は避ける。
事例 11:モノクロームポートレート(質感と光比)
向いている用途: アートポートレート、ポスター下地、強い光比の練習
推奨パラメータ: black and white を明示;光比をはっきり書く
black and white portrait of a person in profile, dramatic Rembrandt lighting, rich midtones, visible film grain, sharp iris detail, classic studio portrait --stylize 90
改変のコツ: 正面 / 半横顔に変更;粒子感は clean digital mono に変更可;より中立的なグレースケールなら --raw を追加。
事例 12:同一キャラクター三景別セット(ヘッドショット + 半身 + 全身)
向いている用途: キャラクター設定パック、俳優カード、ブランドアンバサダー素材
推奨パラメータ: 3 文で同一人物描写を共有;雰囲気は SREF;顔は画像参考
same character lookbook set: (1) front headshot, (2) medium waist-up portrait, (3) full-length standing pose, consistent face and wardrobe, soft studio lighting, clean gray backdrop, commercial character sheet photography --stylize 100
改変のコツ: 実務では3 回に分けて生成(毎回 1 景別)の方が安定——1 枚で 3 コマを無理に出すより確実;毎回景別語だけ変更し、人物名詞と参考画像は固定。反復は Midjourney Vary と Remix:小さな反復で完成までの練習レッスン。
証明写真風 / ファッション / 設定:テンプレの選び方
| 目標 | より推奨 | テンプレ傾向 | パラメータ傾向 |
|---|---|---|---|
| 証明写真風、中性アバター | 正面、均一光、無地背景 | 事例 1–2 | --raw + 低〜中 stylize |
| SNS と個人ブランド | 半身、窓光、浅い被写界深度 | 事例 3、9 | 中程度 stylize、Raw は必要に応じて |
| ファッション / ビューティー | ポーズ、ヘアメイク、硬光またはビューティーライト | 事例 4–5 | stylize はやや高め |
| キャラクター設定 / キャラデザ | 服装素材 + シリーズアンカー | 事例 6–7、12 | SREF + 画像参考 |
| ナラティブ環境ポートレート | 人物が主役のまま | 事例 8–10 | 背景の干渉を抑える |
| アートモノクロ | 光比と質感 | 事例 11 | mono 描写を明示 |
ポートレートテンプレを納品ワークフローにする
| ステップ | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | 証明写真 / ファッション / 設定テンプレを選ぶ | 美化形容詞の羅列を減らす |
| 2 | 人物とヘアメイクのキーワードだけ差し替える | 方向を素早く検証 |
| 3 | SD で候補を出し、景別は一度に 1 種類だけ変更 | 構図をロック |
| 4 | 証明・ビジネスは --raw;アート系は A/B |
写実度を制御 |
| 5 | 同一人物の複数枚:画像参考 + 短いプロンプト | 顔とアイデンティティを安定 |
| 6 | シリーズの雰囲気:SREF / Moodboards / Personalization | ビジュアル統一 |
| 7 | Vary Subtle で表情としわを修正 | 小さな最適化 |
| 8 | Run as HD で約 2K 仕上げ | 公開・納品可能 |
エンドツーエンドは Midjourney AI アート入門から完成まで:2026 年完全ワークフロー(V8.1);写実スイッチは Midjourney –raw 写実チュートリアル:製品静物と建築ビジュアルをステップで仕上げる。
ポートレートプロンプトが壊れやすい主な理由
- きれいさだけ書いて景別を書かない → 遠近が不安定、切り取りが乱れる
- 証明写真風なのに映画感とレンズフレアを積む → 証明 / ビジネスアバターに見えない
- 最初から HD で試行錯誤 → 高コストで遅い(V8.1 は SD→HD)
- V7 の
--qをそのまま写す → V8.1 / V8.2 では--q非対応 - 同一キャラなのに毎回顔を書き直す → 参考 / スタイルアンカーなしでは必ず漂う
- 環境ポートレートの背景が過剰 → 顔が脇役になる
パラメータ総表:Midjourney V8.1 パラメータ早見表:–hd –raw –chaos –stylize;初心者の落とし穴:Midjourney 初心者がよく犯す 10 のミス(と正しい直し方)。
サイト内コンテンツとの組み合わせ
- 構造法:Midjourney プロンプトのコツ:V8.1 向けに設計した構造
- 汎用 10 シーン:Midjourney プロンプト事例集:そのまま改変できる V8.1 シーン・テンプレート 10 選
- EC 商品画像特集:Midjourney EC プロンプト事例:12 組の商品主画像・シーン画像テンプレート(V8.1)
- シリーズと参考:Style Reference でシリーズビジュアル:Midjourney でブランド一貫性を保つ、Midjourney 画像から画像 実践:画像参考で制御可能なバリエーションを作る
人物描写(年齢、髪型、服装)を用意したら、ページ上部の「Midjourney を今すぐ体験」からワークベンチへ。まず事例 1 で証明写真風を 1 枚、次に事例 4 または 6 でファッション / 設定を 1 枚、最後に Run as HD——「ポートレートプロンプト大全」を語るより、使える仕上がりが速い。
まとめ
Midjourney ポートレートプロンプト の核心は、「きれい」を 景別・光・用途 に落とし込むことです。この 12 組の V8.1 テンプレで証明写真風、ビジネスアバター、ファッションエディトリアル、キャラクター設定を分けて処理し、--raw・画像参考・スタイルアンカーを組み合わせれば、ポートレート / 写真 / 設定 は毎回ランダムなフィルター自撮りではなく、納品に近い安定感に近づきます。いまの用途に最も近い 1 組から、最初の 1 文の人物描写を差し替えるところから始めてください。


